中村獅童の息子・陽喜&夏幹「いいです!」 ビートたけしが原画を提供、初舞台の祝幕お披露目
祝幕は、中村陽喜さんと中村夏幹さんの名前で踏む初舞台、歌舞伎座『六月大歌舞伎』(6月1日初日)で使用されるもので、高さ7.1メートル、幅31.8メートルの大作です。原画を提供したたけしさんからは、「この度の初舞台、誠におめでとうございます。これからの歌舞伎界を担っていくお二人及び皆様の輝かしい未来を、心よりお慶び申し上げます」と祝辞が届きました。
たけしさんにお願いした経緯について、獅童さんは、「北野(武)監督の『首』という映画に出演させていただきまして、それから度々ご自宅に遊びに行かせていただいたりとかする仲で」と、プライベートでも親交があることを明かし、「元々僕はビートたけしさんの大ファンだったので、ぜひ監督にやっていただきたいということをお願いいたしまして了承いただきました」と話しました。
また、獅童さんは祝幕を見た感想を聞かれると、「子供たちがとっても気に入っているみたいで、それが一番うれしいです」と笑顔を見せました。
今回、たけしさんの数々の作品の中から、最終的に子供たちが『風神雷神』を選んだそうで、陽喜さんは「自分が選んだからやっぱりいいなって思います」とコメント。陽喜さんは雷神、夏幹さんは風神がお気に入りだと明かしました。
さらに、陽喜さんと夏幹さんは、祝幕に自身の名前が大きく書かれていることについて、元気よく「いいです!」と答え、喜びを見せました。
また、同じく『六月大歌舞伎』での襲名と初舞台を控える、中村萬壽さん(69)、中村時蔵さん(36)、中村梅枝さん(8)も祝幕を披露。作品名は『紅白滝図』。日本画家の千住博さんが手がけたもので、幕の下手には3人の名前が英語で書かれています。