中村錦之助・隼人 親子で約10年ぶりの巡業 錦之助「役者同士として戦っていきたい」
松竹大歌舞伎の製作発表記者会見に登場した、中村錦之助さんと中村隼人さん
歌舞伎俳優の中村錦之助さん(64)と中村隼人さん(30)が7日、『松竹大歌舞伎』(10月31日~11月25日)の製作発表記者会見に登場。“親子共演”の意気込みを語りました。
親子で全国を巡業をするのは約10年ぶりだという錦之助さんと隼人さん親子。『双蝶々曲輪日記 引窓』と『身替座禅』で共演します。“今回の巡業で楽しみなこと”を聞かれた錦之助さんは「一番の楽しみは親子でこの芝居で“引窓”と“身替座禅”ができること。やはり隼人には負けられないので、ここはいち役者として、役者同士として戦っていきたいと思っております。これが楽しみですね」と意気込みを語りました。
さらに、隼人さんは親子の関係性について「僕からすると(昔の錦之助は)怖い父でしたけどね。でもそれがあって今があるというか。この業界では僕と父の関係は良好な方だと思います」と、報道陣の笑いを誘いました。
続けて「メリハリがあるといいますか、役者の父から普通のお父さんへの切り替えが他の家よりはうまくいってるんじゃないかなと思います」と明かしました。
そんな隼人さんの言葉に対して、錦之助さんは「“老いては子に従え”という言葉があるように、やはり一人前になってきたら自主性を尊重してる。その代わり、若いときはすごくいろいろ言いました。基礎を仕込むときには」と振り返りました。
さらに記者から「今は“優しいお父さん”ということなんですね?」と聞かれると「はい! もう優しいです。でも隼人の方が厳しいですね。“オヤジもっとしっかりしろよ”という目で見られますので」と笑顔で答えました。
親子で全国を巡業をするのは約10年ぶりだという錦之助さんと隼人さん親子。『双蝶々曲輪日記 引窓』と『身替座禅』で共演します。“今回の巡業で楽しみなこと”を聞かれた錦之助さんは「一番の楽しみは親子でこの芝居で“引窓”と“身替座禅”ができること。やはり隼人には負けられないので、ここはいち役者として、役者同士として戦っていきたいと思っております。これが楽しみですね」と意気込みを語りました。
さらに、隼人さんは親子の関係性について「僕からすると(昔の錦之助は)怖い父でしたけどね。でもそれがあって今があるというか。この業界では僕と父の関係は良好な方だと思います」と、報道陣の笑いを誘いました。
続けて「メリハリがあるといいますか、役者の父から普通のお父さんへの切り替えが他の家よりはうまくいってるんじゃないかなと思います」と明かしました。
そんな隼人さんの言葉に対して、錦之助さんは「“老いては子に従え”という言葉があるように、やはり一人前になってきたら自主性を尊重してる。その代わり、若いときはすごくいろいろ言いました。基礎を仕込むときには」と振り返りました。
さらに記者から「今は“優しいお父さん”ということなんですね?」と聞かれると「はい! もう優しいです。でも隼人の方が厳しいですね。“オヤジもっとしっかりしろよ”という目で見られますので」と笑顔で答えました。