シンガーソング・ライターの川嶋あい（２９）が新曲「とびら」を７月１日にリリースすることが、分かった。

　「とびら」は東日本大震災から４年がたち、川嶋が「東北の子どもたちの今の気持ちに寄り添えるような曲を作れないか」という思いから書き上げた。
　川嶋自身が岩手、宮城、福島の３県を訪れ、現地の中学生たちとの対話を通して歌詞を作成。学生たちが卒業という人生の節目を迎えるこの季節に、次の道へ踏み出していく旅立ちの歌として心に刻んでほしいと願っているという。

　楽曲は１１日、音楽配信サービス「ｉＴｕｎｅｓ」での先行配信がスタート。収益は「読売光と愛の事業団」を通じ、東北の復興支援活動に寄付するという。
　なお、読売新聞の１１日付紙面に「とびら」の楽譜を掲載。全国の卒業式や入学式などで歌えるように「読売新聞未来貢献プロジェクト」の公式サイトで合唱用の楽譜をダウンロードすることもできる。