俳優の長塚圭史（３９）、バレエダンサーで俳優の首藤康之（４３）、ダンサーで俳優の近藤良平（４６）らが６日、東京・初台の新国立劇場で舞台「かがみのかなたはたなかのなかに」など３公演を組み合わせた「夏のこどもスペシャル劇場セット」（６月２０日初日）の製作発表会見を行った。

　子どもと共に楽しむことを目的とした公演で、長塚が作・演出を務める作品は「かがみのかなたは〜」（７月６日初日）。

　先日、出産した女優の松たか子（３７）の復帰第１作となる予定で、母親となった松との共演に「子どもの劇にどういう風に（母性が）影響してくるのか、面白いなあと思っています」と笑顔で期待。「『（子育てで）大変な時期だよ』とは言ったんですけど『それでもぜひやりたい』と言ってくれた彼女の心意気が楽しみです」と気遣った。

　松との共演は２０１２年の公演「音のない世界で」以来、約２年ぶりになる。
　「前にけいこした時に、松さんがいらっしゃらない時があったんですけど、寂しい、寂しい。全然けいこが進まないんですよ」と不在を嘆き、「（長塚、首藤、近藤の）３人だと何をやってもむなしく感じたりして。彼女と彼女のお子さんが来るのを僕らも非常に楽しみにしています」と再会を心待ちにした。