×

加瀬邦彦さん通夜に寺内タケシら850人

2015年4月27日 21:34
加瀬邦彦さん通夜に寺内タケシら850人

 20日に亡くなった「ザ・ワイルドワンズ」のリーダーで音楽プロデューサーの加瀬邦彦さん(享年74)の通夜が27日、東京・護国寺で営まれ、寺内タケシ(76)、大石吾朗(68)、江木俊夫(62)、モト冬樹(63)、高木ブー(82)、中村あゆみ(48)ら約850人が参列した。

 会場周辺には2台の大型LEDビジョンのほか、7台のモニターを設置。
 LEDビジョンを通じて斎場内の様子が公開され、モニターでは東京・日本武道館で行われたザ・ワイルドワンズ40周年記念公演(2006年)の模様が流された。武道館は、あこがれのザ・ビートルズが来日公演(1966年)を行った目標のステージだった。

 祭壇は、加瀬さんのさわやかなイメージを表現した白の花を中心に飾られ、約1年前に撮影したという笑顔の写真が遺影として置かれた。そのほか加瀬さんが愛用していた12弦のギターや、ジン「ボンベイ・サファイア」とトニックウォーターの瓶も並べられた。

 戒名は「常樂院悠照清邦居士(じょうらくいんゆうしょうせいほうこじ)」。
 「常樂院」は常に音楽を楽しんでいたことを表し、明朗活発でゆうゆうと周りを照らしていたことから「悠照」と、清らかな性格であったことと本人の名前を一字を使って「清邦」とつけられた。

 葬儀・告別式は28日に同所で。「ザ・ワイルドワンズ」のメンバー・島英二(67)が弔辞を読むという。