こぶしファクトリー、念願のデビューに涙

8人組アイドルグループ「こぶしファクトリー」が2日、都内でデビューシングルの発売記念イベントを行った。
結成から8カ月がたち、デビューシングルとなるトリプルA面シングル「ドスコイ!ケンキョにダイタン/ラーメン大好き小泉さんの唄/念には念(念入りVer.)」をこの日、ついにリリース。
登壇するなり来場者1200人の歓声を受けてメンバーは涙を流し、「泣くなよ〜」などとファンが次々に声援を送った。
イベントでは全4曲を披露したほか、シングル「ドスコイ〜」にちなみ、大相撲の鳴戸親方(32)と琴奨菊(31)が応援ゲストで来場。鳴戸親方の腕に藤井梨央(16)、田口夏実(15)がぶら下がったり、琴奨菊と一緒にしこを踏んだりして交流した。
イベント後取材に応じ、リーダーの広瀬彩海(あやか=16)は、「こんなにたくさんの人の前でイベントをやる機会はほとんどないので、うれしく思います」と満面に笑み。一方、リハーサルから涙を流していた田口が「(メジャーデビューは)ハロプロの研究生のころからの夢だったので、感極まって始まる前から涙が出てきました」とはにかむと、同じく涙をこぼした小川も「朝は実感がわかなかったんですけど、さっきスタッフさんたちが『頑張ってね』って送り出してくださって、泣いてしまいました…すごくうれしかったです」と話した。
8人の力強いパフォーマンスを見届けた琴奨菊は「ここから番付を上げて、お互い売れること、強くなることを祈っています。1日1日を大切に目標に向かってもらえたらと思います」とエール。
広瀬は「『モーニング娘。’15』さんは、名前を聞けば誰もが分かると思うので、私たちも名前を聞いたら分かっていただけるグループになれるように頑張りたいと思います」と目標を掲げた。