デビュー５周年を迎える演歌歌手の杜このみ（２７）が２９日、都内で新曲「残んの月（のこんのつき）」の発表会見を開き、高らかに「イロカワ演歌」を宣言した。

　今月２２日、急性胃腸炎で緊急入院し、この日の朝に退院したばかり。
　「ご迷惑をおかけして切ない気持ちです。復活して、これまでの２倍は頑張りたい」と完全復活を伝えた。

　５枚目のシングルとなる今作は、「かわいらしく待つ女を歌っています。キャッチフレーズは“女心１年生”でございます」と説明。「色気があってかわいい“イロカワ演歌”を宣言します。表現力豊かな女性を目標に頑張ります。（具体的には）石川さゆり先輩です。表現力豊かで、表情も豊かで、見て学ばせていただきます」と理想形を明かした。

　その宣言通り、この日は黒のミニドレスというなまめかしい衣装で、新曲を生歌唱した。
　「普段は着物なので、ほぼ肌は出しませんし、（ドレスは）ロングが好きなんです。１度、ショートパンツに挑戦したことがあるんですが、もう２度とはかないと思っていた」とこだわりを明かし、「きょうは、あえて自分からこういう衣装を提案しました」とチャレンジ精神をアピールした。