記者から、初代尾上眞秀としての初舞台の心境を聞かれた眞秀さんは、「ワクワクしています」と即答。祖父・菊五郎さんとの稽古について、「厳しい時もあれば、優しい時もあります。ひいま（菊五郎さん）から、今まで出ている歌舞伎とは違うし、主役だし、音に合わせて立ち回りをしろと言われました」と印象に残った教えを明かしました。

また女方と立役の2役で、やりやすいのはどちらか？　と質問されると、「やりやすいのは男（立役）です。（女方も）嫌いではない」と明かしました。さらに、女方のしぐさを誰から学んだか聞かれた眞秀さんは「（坂東）玉三郎さん」と回答。人間国宝の名前が出ると報道陣がどよめきました。

そして、初舞台の見どころについては、「女方から立役に替わるとき、声とか、しぐさとかを見てほしい」と明かしました。