寺島しのぶ長男・眞秀が初代尾上眞秀に 「緊張していない」大物ぶり発揮
■堂々と挨拶「全然緊張していないです」
眞秀さんは会見で「どうもこんにちは、寺嶋眞秀です。僕は小さい頃から歌舞伎が好きでした。そして今年の5月、尾上眞秀として初舞台を踏むことになりました。僕はいつか、僕とパパの母国のフランスで歌舞伎公演をやってみたいと思います。お客様に楽しんでもらえるように練習に励みますので、5月の舞台にどうぞお越しください」と、堂々とした挨拶をしました。
質疑応答で「きょうは緊張していますか?」と聞かれると「全然緊張していないです」と一言。挨拶の出来については「一番うまくできたと思いました」と語りました。
さらに「どうして緊張しないのですか?」という質問に「緊張するよりも笑っちゃうというか、楽しいみたいな感じのほうが勝つので。全然緊張しないです」と、余裕の表情を見せました。
理想の歌舞伎俳優について「ひーま(尾上菊五郎さんのこと)みたいな面白い役者さんになりたいです」と、祖父を尊敬していることを告白。勉強と歌舞伎の両立について聞かれると、「勉強はそんなにしていなんですけど…」と10歳らしい本音を語り、会場を笑いに包みました。
将来の夢については、挨拶で話した“フランスで歌舞伎公演をやってみたい”ということについて「歌舞伎の古典を(現地の人に)わかってほしいです」と決意を発表。さらに、「もう1個の夢は俳優もやってみたいと思います」と、母親・しのぶさんの背中を追いたい気持ちがあることを明かしました。