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小泉孝太郎 撮影現場で「気付かれなかった」細部までこだわった役作りを語る

2024年7月23日 22:50
小泉孝太郎 撮影現場で「気付かれなかった」細部までこだわった役作りを語る
舞台挨拶に登壇した小泉孝太郎さんたち
俳優の小泉孝太郎さん(46)が、江口のりこさん(44)、風吹ジュンさん(72)、馬場ふみかさん(29)、森ガキ侑大監督(41)とともに22日、映画『愛に乱暴』の完成披露舞台挨拶に登壇。上映前の客席に向けて、こだわり抜かれた役作りや、撮影現場での効果について語りました。

映画は、夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始め、少しずつ日常が乱れていくというヒューマンサスペンス。小泉さんは、主人公の夫・初瀬真守役を演じます。

今回、これまでと違った雰囲気の役を演じた小泉さんは「まず本当に皆さんご覧になる前で、めちゃくちゃほっとしてるんです。多分公開の後だったら皆さんの優しいまなざしを、僕は今感じているんですけど、一切なくなると思うので。でも今回の真守にあたっては、撮影入る前に、森ガキさんから『実は真守はこういうふうに、僕はイメージしてるんです』と。『だから、小泉さんも見た目から、前髪はこうです』。もう本当にミリ単位でした」と細かいところまで、こだわっていたことを語りました。

続けて、「例えでいろんな有名な名前のある方を、僕も出させてもらって、『こういうふうなイメージですか?』、『あ、そうです』。『それじゃあ、真守ってそういうときに、こういうふうな行動とりますよね』とか。だいぶ森ガキさんが持たれてたイメージと撮影前にこれをすり合わせることができたので、その時間は本当に大きかったですね」と時間をかけて、役を作りあげたことを明かしました。

また、小泉さんは「撮影入って本当に驚いたんですけど、ロケ現場の近くだとやっぱりいろんな方が現場を見に来られて。で、僕真守で衣装着て、前髪も下ろして。誰一人、小泉孝太郎に気付かなかったですよね。おはようございます。おはようございますって言って、僕、現場に入って誰一人に気付かれなかった時に、森ガキさんすごい!と思いましたね。そういう経験ないので」と興奮気味に語りました。