シンガー・ソングライターの杉山清貴（５８）が５日、東京・日比谷野外大音楽堂で毎年恒例のコンサートを開いた。

杉山は１９８３年４月、音楽ユニット「杉山清貴＆オメガトライブ」のボーカルとしてデビューして今年で３５周年。
今年は同ユニットのオリジナルメンバーであるボーカルの杉山、ギターの高島信二（５７）と吉田健二（５７）、キーボードの西原俊次（５８）、ベースの大島孝夫（５７）、ドラムの廣石恵一（５７）が再集結してスペシャルステージを展開した。

同ユニットは１９８５年１２月に解散し、杉山は１９８６年５月にソロデビューしたが、これまでも再集結の要望は数多くあったそうで、杉山はファン約３０００人に「今日は（オリジナルメンバーの）みんながこうやって集まってくれたのもうれしいですけれど、誰一人として欠けることなく、当時と同じ音や声を聴かせることができる。こんな幸せなことはありません」と笑顔であいさつ。
デビュー曲「ＳＵＭＭＥＲ　ＳＵＳＰＩＣＩＯＮ」やヒット曲「ふたりの夏物語」など全１８曲を熱唱した。

また、杉山がオメガトライブとともにライブツアーを開催することも発表。ツアーは来年２月２日の静岡・三島市民文化会館公演で幕をあけ、４月２１日の神奈川県民ホール大ホール公演まで全国１２カ所を回る予定という。