キャッツ、日本公演通算1万回達成!
劇団四季のミュージカル「キャッツ」が12日、東京・大井町のキャッツ・シアターで日本公演通算1万回を達成した。
本編終了後に行われた特別カーテンコールでは、劇中ナンバーを用いた特別演出のパフォーマンスを披露。
出演者を代表し、リーダー猫「マンカストラップ」役の加藤迪(かとう・すすむ)が「本日ついにここ東京・大井町で日本上演通算1万回を達成いたしました。これからもお客様と共に、『キャッツ』の歴史の1ページを作っていきたいと思います。今後とも変わらぬご声援を賜りますようお願い申し上げます」とあいさつした。
「キャッツ」は都会のゴミ捨て場を舞台に、年に1度だけ開かれる舞踏会に集まってくる24匹の猫たちの生きざまを描く、劇団四季の人気ミュージカル。
1983年11月11日に東京・西新宿のテント式仮設劇場で産声をあげ、日本演劇界で初めて“ロングラン”公演に挑んだ作品で、以来、計9都市のべ24公演地で上演を重ねており、35年4か月で1万回を達成した。
観客動員数は、この日までに995万人を越えており、4月には1000万人を突破する見込みという。