俳優の小泉今日子さん（58）が、10月31日に行われた映画『海の沈黙』の舞台挨拶に、主演の本木雅弘さん（58）たちと登場。約32年ぶりに共演した本木さんの印象を明かしました。

小泉さんと本木さんは1982年にデビューした同期で、共演するのは約32年ぶりだといいます。本木さんは久しぶりの共演について「互いに15、16の時から顔がそのまま重なっていくわけですし」と語ると、小泉さんも「（お互い）変わっていないっちゃ変わっていないしね」と話し、本木さんとうなずき合いました。

さらに2人はお互いの性格についてもトーク。本木さんが「小泉さんは、ぼさつのような母性というか、そういったものもプラスされて…」と語ると、小泉さんも「本木さんは本当に自己肯定力が弱い。ずっと15歳の時からいまだに肯定感が低すぎて、悩んでいつも反省っていう。でも、だからこうやってああいう役が作れるんだろうなって。私みたいにざっくりしてると、ああはできないんだろうな」と、悩みつつ役に向き合う本木さんをたたえました。

映画『海の沈黙』（11月22日全国公開　配給：ハピネットファントム・スタジオ）は、世界的な画家の展覧会で起きた贋作（がんさく）事件をめぐる物語。本木さんは天才画家・津山竜次役で、小泉さんはかつての竜次の恋人・田村安奈を演じています。