俳優の宝田明（８５）が５日、都内で行われた「ゴジラ６５周年記念イベント」に出席した。

宝田も今年、芸能生活６５周年。
１９５４年公開の映画「ゴジラ」で初主演を務めているが、「ゴジラは三船敏郎に先んじて（ハリウッドで）映画の殿堂入りをしやがって。なんとも生意気な野郎でございます。私から見れば同期生と思っていたのが、彼はいまや殿上人、雲上人でございます。でも、それもうれしい限り」と話した。

初代ゴジラが会場に登場すると笑顔で握手し、「ゴジラの顔もだんだんシャープに、オオカミみたいな顔になってきましたけれど、初代ゴジラはやっぱり我々にとって愛着がある。愛情すら持っている」と、しみじみ。
令和の時代を迎えたが、「まだまだゴジラは世界のヒーローとして、正義の味方じゃないですけど、憎まれずに愛されて、アメリカ、日本の作品も撮られていくと思います。『ゴジラよ、永遠なれ』と言いたい」と思いを語った。