ソプラノ歌手として活躍した声楽家の佐藤しのぶさんが先月２９日に亡くなったことが、分かった。６１歳だった。

３日、所属事務所が発表した。

葬儀は２日に近親者のみで執り行われた。後日、お別れ会を行うという。

佐藤さんは国立音楽大学卒業後、１９８４年に文化庁オペラ研修所を首席で卒業。同年に「椿姫」でデビュー。ウィーン国立歌劇場をはじめ、国内外の舞台で活躍。１９８７年から４年連続でＮＨＫ紅白歌合戦に出場した。