宗教指導者葬儀“密”で批判 エルサレム
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、中東・エルサレムで行われた宗教指導者の葬儀に大勢の信者が詰めかけ批判が集まっています。
地元メディアによりますと、現地時間先月31日(日)に、エルサレムで撮影された映像で、集まっているのはユダヤ教の超正統派と呼ばれる人たちで、新型コロナウイルスで死亡したユダヤ教の指導者の葬儀に数千人が詰めかけました。
ソーシャルディスタンスは守られず、マスクを着けていない人も多く見受けられます。
イスラエル政府は、外出制限で屋外の集会を10人までとしていて、保健省の高官は「この葬儀がほかの多くの葬儀につながる」と批判しました。
イスラエルではワクチン接種が進んでいますが、感染拡大は続いていて、政府は外出制限措置を5日まで延長することを決めました。