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国分太一「ちょっと心配」 後輩・岸優太らに取材のノウハウを伝授 2年ぶり『0円食堂』復活

2022年1月30日 20:00
国分太一「ちょっと心配」 後輩・岸優太らに取材のノウハウを伝授 2年ぶり『0円食堂』復活
約2年ぶりに復活した恒例企画『0円食堂』で作られた“0円ラーメン”

TOKIOの国分太一さんが30日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』で約2年ぶりに復活した恒例企画『0円食堂』に挑戦。「ちょっと心配なんです」と同企画に初挑戦する後輩2人とともに愛媛県今治市を訪ね、ロケのノウハウを後輩たちに教えたり、3人の和気あいあいとした様子が紹介されました。

日本全国をまわり、捨ててしまう食材を探し出し、ご当地料理を作る『0円食堂』。久しぶりのロケに国分さんは「2年ぶりだと僕もロケのやり方忘れちゃったよね」とコメント。今回はロケ前日に2年間も動かしていなかったおなじみの“キッチンカー”が故障。さらにリーダー城島茂さんも他の仕事で不在という状況に。


■国分太一『0円食堂』に欠かせないメモ帳の大切さを後輩に指導

そこへ助っ人として登場したのが国分さんも「ちょっと心配なんです。助っ人になるのか?」という後輩2人。「メチャメチャ不安ですよ」と語るAぇ! groupの草間リチャード敬太さんとKing & Princeの岸優太さんの2人が『0円食堂』のロケに初参加しました。

まずは3人で現地の直売所で名物や特産品をチェック。ここで欠かせないのが『0円食堂』の基本アイテムとして知られる“メモ帳”。しかし後輩2人が取り出したのは何と“スマートフォン”。「スマホで何でも出来るじゃないですか」という岸さんに、先輩・国分さんは「(メモ帳には)愛情とぬくもり、この人に会いに行くぞって気持ち」とメモの大切さを伝え、2人にメモを手渡しました。


■先輩・国分「今日は教育の時間なんだ」頼りない後輩2人の発言に困惑

準備が出来たところで生産者の情報を集めるため、3人は直売所の店内へ。店員への聞き込みで得た情報や野菜や果物に張られている商品説明のシールから、生産者の名前や住所をチェック。国分さんから「全部メモって!」との指示が飛び、後輩2人はメモに書き留めていきました。

しかし、ここから頼りない後輩たちの発言で国分さんが戸惑う展開に。野菜のシールに記載されている“ハウス”という文字に「意味がわからない」という後輩2人。国分さんが「ハウス栽培」と説明すると岸さんが「家でやってるってことですか?」と回答。「いやいやそのハウスじゃない。ビニールハウス」と苦笑いする国分さん。

さらに精肉コーナーでは、今治市のご当地グルメとして知られる『焼豚玉子飯』というチラシを見たリチャードさんが「“焼豚”って書いて“チャーシュー”って読むんですか?」と発言。そんな後輩の姿に国分さんは「今日は教育の時間なんだ」と頼りない後輩2人を前にしみじみと語りました。


■『0円食堂』のロケのノウハウを後輩に伝授

続いて直売所で集めた情報を頼りに漁港へと向かう3人。車での移動中も国分さんの教育は続き、畑を見ると「畑に軽トラックがある農家さんが作業しているからチャンス」と伝え、海岸沿いでは「漁船を探して。漁船を探せば漁港が近くにある」など、“0円EYE”という視点で周りを細かく観察することの大切さを伝授しました。

そして漁船を頼りに今治漁港を見つけた国分さん一行。初参加となった後輩たちに廃棄する食材を入手する方法をレクチャーしようとしますが、そこに漁師さんの姿はなし。40分経過したところで国分さんは「もうこんな感じでやるんだ」と手本を見せず、時間も限られる中、後輩たちと分かれて食材探しへと向かいました。

まずは農家を狙って食材を探す国分さん。先輩らしく廃棄される白菜などの外葉をゲットしました。すると後輩・岸さんは直売所でメモした農家を見つけ出し、悪天候の影響で割れてしまった“紅芯大根”を入手。リチャードさんは地元の精肉店を訪ね、変色してしまい廃棄する予定だった牛肉と豚肉の切れ端を手に入れ、国分さんの指導の成果が実を結び、初めてとは思えない活躍を見せました。他にも小さなタコや中華麺の切れ端、規格外の卵に“媛かぐや”という大きなサトイモなどを0円でゲットしました。

そして、集まった食材で調理する3人。細かく切ったサトイモをお米の代わりに使ってアレンジした今治市のご当地グルメ『焼豚玉子飯風』や廃棄されるはずだった魚のアラでダシをとった『0円ラーメン』。さらにタコを具材に“たこ焼き”をモチーフにした“タコ蒸し”というオリジナル料理を作り、廃棄する食材を分けてくれた人たちを集めて、もてなしました。

「おいしい」と笑顔で食べてくれる人たちの姿に、初めての『0円食堂』のロケを終えた岸さんは「愛を感じましたね」とコメント。するとリチャードさんが「さすが県名に愛(媛県)が入ってると思いました」と締めくくりました。