お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基さんが、8日放送の『おしゃれクリップ』に出演。結成23年目となる相方・岩尾望さんとのドライな関係性について語り、その原因が先輩芸人であるダウンタウンの影響であることを明かしました。

番組には、後藤さんの大親友であり、フットボールアワーの相方、岩尾望さんがVTRで出演。コンビ結成から現在までの道のりを語りました。岩尾さんによると、フットボールアワーは2003年にM-1優勝を果たしましたが、その後も思うようにブレイクしきれない日々が続いたといいます。

また岩尾さんは「（後藤さんは）こんな何考えてるかよう分からん、意思表示もせんやつを受け入れてくれた。気づけば20年以上経っていましたね」とコンビ結成から今までを振り返りながら、後藤さんへ感謝の気持ちを明かしました。

そしてスタジオでは番組MCの山崎育三郎さんから「（後藤さんにとって）岩尾さんはどういう存在ですか？」と話を振られた後藤さんは「コンビ組んでから23年、知り合ってから27年ですから、“カラダの一部”みたいになってるでしょうね」とコメントし、相方との信頼関係の強さをあらわにしました。

そんな2人はさぞかし普段から仲がいいかと思いきや、MCの井桁弘恵さんが「2人でご飯行ったりとかは？」と質問すると、後藤さんは食い気味に「絶対ないです」とキッパリと否定。続けて「誕生日プレゼント渡したりとかは？」と聞かれても「ないです。誕生日プレゼントなんか絶対渡さないです。でも誕生日が近づいてきたら、“あ～そろそろ誕生日かぁ”とは思います」と回答し、プライベートでは一切、遊ばないという意外な関係性について明かし、スタジオを驚かせました。

親友にもかかわらず、意外にもそっけないコンビの関係について、後藤さんは大先輩のお笑いコンビ・ダウンタウンの存在が大きく影響しているといいます。「僕ら世代の人間はダウンタウンさんの影響で、コンビっていうのは、電話番号も知らない、どこに住んでるかも知らない、楽屋に入っても、ひと言もしゃべらない、“しゃべるのは板の上からや”みたいな、そういう時代やったんですよ。だからダウンタウンさんに親友をひとり奪われたんですよね」と、お笑いコンビとしての姿をダウンタウンから学んだ結果だと説明し、スタジオを驚かせました。