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市原隼人、撮影の合間にボロボロの姿で…

2019年11月2日 23:28
市原隼人、撮影の合間にボロボロの姿で…

俳優の市原隼人(32)が2日、都内で行われた主演映画「喝 風太郎!!」(柴田啓佑監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

漫画家・本宮ひろ志氏の同名漫画を実写化。
破天荒で非常識な僧侶・風太郎(市原)が長年の修行を終え、ボロボロの袈裟(けさ)に身を包んで町へ降り立ち、悩み迷う人々に喝を入れて導いていく姿を描く。

市原は撮影中、ヒゲを施したメイクで風太郎にふんした。
メイクは約2時間かかるため、撮影の合間はそのままの姿で食事に行ったそうで、「もう少し気をつけた方が良かったかなと思っていましたね。お店に入って、普通に食べて(店内に)なじんでいたので…」と苦笑しつつ回想した。

劇中で、風太郎が発する金言も注目ポイントの一つ。「自身にとっての金言」を問われると、市原は20代前半のころに言われた「贅沢な悩みすぎる」という言葉をあげた。
その言葉は周囲からのプレッシャーを感じた市原が友人に相談した際に助言されたもので、「『悩みを持てることがすごく贅沢なことであって、何かをできる場所を与えていただけただけでも嬉しいことなんだから、そこに感謝しなきゃいけない』ってことを言われた。悩むだけじゃなくて、それを『考える』ってことに変えて、前に前に向かっていく(のが大切)」と語った。