×

山崎育三郎がトート役!髪形も「注目して」

2019年11月12日 17:04
山崎育三郎がトート役!髪形も「注目して」

ミュージカル「エリザベート」(東宝製作、演出・翻訳:小池修一郎)の製作発表記者会見が12日、都内で行われ、キャストの花總まり(46)、愛希れいか(28)、井上芳雄(40)、山崎育三郎(33)、古川雄大(32)が出席した。
 
ハプスブルク家最後の皇后エリザベートと、エリザベートを愛した黄泉の帝王トートの物語。花總と愛希がダブルキャストでエリザベート役を、井上、山崎、古川がトリプルキャストでトート役を演じる。
東宝版「エリザベート」としては2000年の初演から20周年の記念公演。2019年公演に続き、エリザベート役を演じる花總は「これが最後というつもりで、誠心誠意つとめさせていただきます」と、あいさつした。
 
山崎はこれまで皇后暗殺者ルキーニ役で出演してきたが、今回はトート役に初挑戦。「来年、トート役をやらせていただきます、トート役をやらせていただきます」と興奮気味に繰り返して抜てきされた喜びを表現し、「僕はルキーニとして誰よりも近くで、お客様よりも近くでトートを見てきましたので、ルキーニを演じた自分だからできるトートがあるんじゃないかな、と考えております」と語った。

さらに山崎はトートについて「氷のように冷たく、触ったら火傷しそうなイメージ」と話し、「今回は(演出の)小池先生のこだわりで、(髪形が)真ん中分けなんですね。真ん中分けのトートというのは宝塚版にも東宝版にもいないということで、視覚的にも注目していただきたい」と続けて笑わせた。
 
「エリザベート」は2020年4月9日から5月4日まで東京・帝国劇場で。その後は大阪、名古屋、福岡でも上演される。