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【一問一答】松崎悦子、家族の存在は心強い

2019年12月11日 20:55
【一問一答】松崎悦子、家族の存在は心強い

仕事復帰を果たしたチェリッシュ・松崎悦子と、夫の松崎好孝が11日、東京・練馬文化センターで会見を開いた。その主な一問一答は以下の通り。
 
——早期のがんでも、胃の全摘出手術を受ける必要が?

悦子「すい臓のことがあったものですから、先生が『がんだったら全摘をすすめます』とおっしゃるので、『お任せします』ということで。印環細胞がんは(がん細胞が胃の)中だけに収まっていなくて、壁を超えて広がっていくものみたいで、それが怖かったので全部、取って中をきれいにしましょうということで」
 
——幸い初期だった

好孝「今は笑っていられますけど、運がいいとしか言いようがない」
  
——先々に対する不安はあった?

悦子「復帰できる、どうこうというよりも、(がんだと)言われた時に、子供のこととか家庭のこととかを考えたら(思い浮かんだのは)『今、私は何をしたらいいんだろう?』っていうことが先で。病気のこととも全然、頭になくて。半年後に亡くなるかもしれないので、何から手をつけたらいいのかなって。終活じゃないですけど、大切な物をまとめようとか(思った)。とにかく(私が)明るくいないと家族も暗くなっちゃうし、ちょうどその時、息子の家族もロスから帰ってきていましたので色々な話もできましたし、落ち込むこともなかったです」
 
——手術で目覚めた時、夫はそばにいてくれた?

悦子「息子は遠いところ(米国)にいるもんですから、娘と松崎君がずっとそばにいてくれました。娘が病院もずっと付き添ってくれたので安心で、心強かったですね。(夫は家のことを)普段、何もしなかったんですけど、ワンちゃんの散歩とか、資源ゴミを(ゴミ捨て場まで)持って行くとか、そういうのはできるようになったわね」
 
——夫の愛は感じた?

悦子「直接、言うのが苦手な人で、愛は全然感じなかったんですけど、娘と息子のやさしさは、つくづく感じました」

好孝「(愛に関しては)娘と息子に任せています」

——ファンにメッセージを

好孝「いろいろとご心配をおかけしました。これからは体力をつけて、まあ50年もやっていますから、あと何年できるか分かりませんけど、これからも歌手活動を続けていけたら」

悦子「これはいい機会だと思いまして、少しお休みをいただいたので、『もう少し頑張りなさいよ』(と言われたと考える)ということで、無理をせず、ゆっくり頑張っていきたいと思っておりますので、またコンサートに来て下さい」