スポーツキャスターの松岡修造氏（５２）が１４日、東京・池袋の予備校「河合塾」で開催された「Ｃ．Ｃ．レモン受験生応援イベント２０２０」に参加した。
　
学生服姿の修造氏はこの日、オリジナルテキスト「Ｃ．Ｃ．修造虎の巻」を用いて特別講義を実施。
「こぶしになれ。」という問いかけからガッツポーズの重要性を説いたほか、「できる」という３文字を受験生にペンでなぞらせたりするなど、オリジナリティーあふれる講義を展開した。
　
さらに「“心”呼吸をしよう」「視野を広く持て」などと受験生たちにメッセージを送り、ジュニア世代の選手によく言うこととして「考える」「考えるな」と真逆の意味の言葉を黒板に記述。
そのうえで「テニスでも緊張した時はマイナスのことを考えるんです。『あれ、今日の天気は嫌だ』とか『寒い』とか。あとは『今日はラケット（のグリップ）が手に合わない』とか。でも、それってどんなに考えても絶対に変わらないこと。大事なのは、変えられることを考えるということ。天気が悪いんだったら、いつも以上に足を動かしていこうとか、そういう視野の広さを持っていると、（いろんなことが）変わります」と説いた。