羽生結弦×GUCCIの写真展 予約開始は開場の3時間前 有休を取るファンも
写真展は、ファッション雑誌『エル・ジャポン』8月号で、羽生さんが初の本格的ファッションポートレート撮影に挑戦した写真を展示。雑誌に掲載されなかった写真を含む19点が壁に並べられ、シアターのような空間では、撮影時のメイキング映像も見ることができます。
■予約開始は、開場の3時間前
写真展の開催が発表されたのは6月27日。翌28日の午前10時から予約がスタートし、わずか3時間後となる午後1時に開場しました(29日以降は午前11時開場)。予約の取れたファンたちが、雑誌や過去のショーで販売された羽生さんのグッズを手に、列をなしていました。
予約開始から3時間後に写真展に訪れたファンたちに、プロ転向後も表現の幅を広げ続けている羽生さんの魅力を取材しました。
■息をするのも忘れるぐらいステキ
急いで予約したという50代の2人組に、写真展の感想を聞いてみると「言葉にならないぐらいステキで固まっちゃう」、「息するのも忘れるぐらいステキでした」とコメント。ファン歴は10年ということで「あどけない少年のような頃から、息子と重ね合わせることもあって。だんだん大人になっていく成長を見ているのが楽しみになりました」と羽生さんの魅力を語りました。
アイスショーも見に行っているというファンも「美術館のように美しくて…フィギュアスケートを極め続けてきた骨格だとか体形もそうですし、GUCCIのきれいな洋服を着こなしているところに魅力を感じました」と笑顔を見せていました。
■有休を取って来場する人も
来場者の中には、有給休暇を取って訪れる人や、羽生さんが着ているGUCCIのジャケットを持参する人など、思い思いに写真展を楽しんでいました。
羽生さんが舞っている様子をデザインしたオーダーメイドのブローチをつけたファンは「今まで見たことなかったアーティスティックな写真で、知らなかった魅力が出ているなと思いました。足の先や手の先までクローズアップした写真もあって、今まで酷使してきた歴史が詰まっているんだなという印象を受けました」と感想を明かしました。
午前10時になった瞬間に予約したという18歳の学生は「また違うステージに進む羽生くんに感動しました。スケーター、人間としての美しさはもちろんなんですけど、絶対にあきらめない姿勢とか、スポーツに生涯をかけて向き合い続けている姿勢が一生懸命でかっこいいなと思います」と熱く語りました。
写真展は8月20日まで開催されます。