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OSK日本歌劇団のトップスター楊琳、創立100周年記念公演の意気込みを語る

2022年5月6日 21:20
OSK日本歌劇団のトップスター楊琳、創立100周年記念公演の意気込みを語る
創立100周年を迎えたOSK歌劇団
OSK日本歌劇団が5日、創立100周年記念公演の会見を行い、トップスターの楊琳(やんりん)さんが100周年という節目で演じる役についての意気込みを語りました。

OSK歌劇団は、宝塚歌劇団、松竹歌劇団(SKD)とともに日本三大少女歌劇のひとつとして知られています。1922年に大阪で誕生し、今年で創立100周年を迎えました。

100周年記念公演として行われるのは『レビュー in Kyoto』。2部制となっており、第一部では、OSK歌劇団の代表作で、「人と妖が隣り合わせに存在した時代」を描くミュージカル『陰陽師 闇の貴公子☆安倍晴明』。第二部はショー「INFINITY」で、OSK歌劇団の魅力でもある華麗な群舞を披露する構成となっています。

この100周年記念公演について、トップスターの楊琳さんは「みんな一心同体、全力で、素晴らしい舞台をお届けしたいと思っておりますが、緊張する面がございますが、みなさまに心から楽しんで頂ける舞台を力合わせて作り上げていきたいと思います」と意気込みを語りました。

■“女性が演じる男性の色気”を見てほしい

第一部で演じる安倍晴明について楊さんは、「安倍晴明といえば、映画で野村萬斎さんが演じられていて、安倍晴明=野村萬斎というイメージがあります。あとなぜか(フィギュアスケートの)羽生結弦選手が出てきます。あの時、かっこよかったなって。ですが安倍晴明には性別がないというか、つかみ所の無いというか・・・男だから、女だからこうとかではなく、『楊さんだからできたよね』と言われるように演じたいと思います。“女性が演じる男性の色気”といいますか、“女性が演じるからこその陰陽師の美しさ”を見ていただきたいと思います」と見どころを語りました。