重大事故が発生したフェス『WATERBOMB』 名古屋・東京公演は開催へ「安全管理を再度徹底」
重大な事故が発生したとして、7月15日、16日の大阪公演が中止となった音楽フェス『WATERBOMB JAPAN 2023』。公式サイトで、7月下旬の名古屋公演と東京公演を予定通り開催すると発表しました。
『WATERBOMB JAPAN 2023』は韓国発のイベントで、音楽・光・水遊びを組み合わせた音楽フェス。7月15日、16日に開催が予定されていた大阪公演の機材の点検中に、設備のスタッフが死亡する事故が発生し、開催中止となっていました。
公式サイトでは上記の事故が発生したことについて、「安全を心掛け、全スタッフが最善を尽くしましたが、予期せぬ事故が起きてしまいました。この度の事故により、亡くなったスタッフのご冥福をお祈り申し上げますと共に、御遺族に心よりお悔やみ申し上げます。事故原因につきましては、現在、警察当局による究明調査が行われておりますが、主催者、運営会社と致しましても、全面的に調査への協力を行って参ります」と報告しました。
■名古屋・東京の公演は予定通り開催すると発表
そして、7月22日、23日の名古屋公演、7月29日、30日の東京公演については、「関係各所と協議の上、再発防止対策を講じた上で、安全管理を徹底して開催することを決定いたしました」と発表。「再発防止に向け、安全対策を総合的に見直し、責任者の配置・安全管理を再度徹底致します。再発防止だけでなく、他危険要素につきましても見直し、万全な体制をスタッフ一同、整えて参ります。また、事故に関連した機材の使用は致しません」と報告されています。
また、「御遺族に対して、インターネット上による個人情報の拡散や誹謗中傷はお控えくださいますようご配慮をお願い致します。今後、二度とこのような事故が起こらないよう、再発防止に向けて、責任を持って取り組んで参ります。不慮の事故に遭われました故人に、関係者一同、心より哀悼の意を表します」とコメントしています。