俳優で声優の戸田恵子さん（65）が15日、アニメ映画『それいけ！アンパンマン　ロボリィとぽかぽかプレゼント』（6月30日より全国公開）の公開目前イベントに登場。長年演じている『アンパンマン』との向き合い方を明かしました。

映画は、なんでも作れるロボットの女の子・ロボリィが、たった1つだけ作れない“大切なもの”があることを知り、それを見つける旅の途中でアンパンマンたちと出会い、絆を深めていく物語です。

アンパンマンの映画とテレビアニメ放送35周年、絵本『あんぱんまん』誕生50周年を記念して公開される今作。戸田さんは感慨深そうに、「おかげさまで35周年ということで、1年に1本（映画を）作って参りまして、まさかこんなに長くやるなんて誰1人思ってなかったんですけれど、毎年温かいものをみなさんにプレゼントしようという気持ちでやってこられたのはすごくうれしいです」とコメントしました。

また、アンパンマンの声を担当するにあたって心がけていることを聞かれた戸田さんは、「もう心がけずとも絵の方から語りかけてくることが毎週のようにありますので、私たちは35年間、週に1回集まって（アフレコ）やってるわけなんですけど、絵のとおりに私たちは声を吹き込んでいけば間違いないと思ってここまでやってきました」と話しました。