満島ひかり、初のルーヴル美術館に感動 「インスピレーションをたくさん受けて」
今回、日本での展覧会開催に際し満島さんはルーヴル美術館にロケへ。ルーヴル美術館を訪れるのは初めてだったようで「本当に(当時)暮らしがあったような、元々王宮だったところの中が美術館になっていて、ちょうど行った日に補修作業をしているスタッフの方もいたんですけれど。補修しながら美しく保って、当時描かれた絵や、その前後に描かれた絵がたくさん並んでいて」と感激した様子で話し、「今回実際に行けて、ルーヴルをどんなに貸し切りにしたって1日で回れるはずはなく、足早に通り過ぎた作品はたくさんあって、この展覧会にあわせて見るものを中心に見たので、もっと気になるものもたくさんあったりとかしたんですけど、インスピレーションをたくさん受けて帰ってきました」と振り返りました。
■声優・森川智之と音声ガイドに挑戦
満島さんは、声優の森川智之さんと2人で音声ガイドを担当。「初めて音声ガイドを、先輩の森川さんと一緒にやらせていただいたんですけど。一枚一枚の絵が愛にまつわるお話だからというのもありますけど、口に出したことのないような言語だとか、ちょっと恥ずかしくなるような言葉とか、あと怒りをお芝居にして話してみたり、恥じらいをお芝居にして話してみたり。森川さんと私だからこその音声がとれたんじゃないかなと思います」と自信をのぞかせました。
また、展覧会について「学芸員の方と拝見させていただいたんですけど、歴史を聞きながら、絵の背景をひもときながら一緒に見ていると、一枚の絵に対して時間が30分以上必要で。すごくずーっと見て、いろんなことを想像して、絵の中に“こういうヒントがあるんだ、だから愛って言われてるんだな”とか。愛にまつわるたくさんのヒントがあって、描かれた背景があって、知れば知るほど絵を鑑賞している時間が長くなってしまうので、別に宣伝ではなく一度では足りないなと正直思いました(笑)」と率直な感想を明かしました。