俳優の長塚京三さん（79）が18日、主演する映画『敵』の公開記念舞台挨拶に登場。将来のためにやっていることを明かしました。

冒頭のあいさつで長塚さんは「本日はご来場くださいましてありがとうございました」と観客に感謝。続けて「こうやってざっと（客席を）お見受けすると、“こういう方たちに見てもらいたいなあ”という、そういう方たちでいっぱいで、本当に幸せなことです」と喜びを伝えました。

イベントでは映画で主人公が人生の最期に向かって準備を進めていることにちなんで、“将来のためにやっていることはあるか”という質問が。長塚さんは「老人としての一つの新しい人生を選択していこうかなと」と明かし、具体的な内容については「ちょっとフランス語をブラッシュアップしようかと思って」とコメント。それを受けて司会者が、長塚さんが以前パリに留学していたことについて触れると、すかさず長塚さんは「冗談ですけどね」と撤回し笑顔を見せました。

また共演者の松尾貴史さん（64）は“将来のためにやっていること”について「計画めいたことをやろうかなと思った時期もあるんですが、世の中の動きのほうが予想外なことだらけで、こちらが何か計画したって翻弄（ほんろう）されるだけだろうから、今は全く無計画に生きるようになっています」と明かし「今は関西弁をブラッシュアップしようかなと」と関西流の返しで会場を笑わせました。