芦田愛菜「きっとこれからの私の糧になると思う」 新人賞に輝き受賞の思い明かす
この賞は1956年にスタートし、優れた映画・テレビの作品、プロデューサー・俳優の顕彰制度。新人賞は、1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる賞です。
芦田さんは映画『メタモルフォーゼの縁側』で、引っ込み思案な17歳の女子高生を熱演。その演技が認められ、新人賞を受賞しました。
授賞式で芦田さんは「私が一番最初に大きな作品に参加させていただいたのは『Mother』というドラマになると思うんですけど、その時は監督や助監督さんに叱られてばかりの毎日だった」と笑顔を見せながら話し、「そんな『Mother』という作品にお芝居との向き合い方を教えてもらって、今日まで続けてこれたような気がしています」と明かしました。
■「きっとこれからの私の糧になると思う」 受賞の思い明かす
また、毎日『メタモルフォーゼの縁側』の撮影現場に行くのが楽しかったと明かした芦田さん。「のびのびと演技をさせてくださった宮本(信子)さんを始め、キャスト、スタッフの皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と伝えました。
そして「これからもお芝居が好きだという純粋な気持ちを忘れずに、役に真摯(しんし)に向き合って、映画やドラマを見てくださった皆さんに、私の演じた役の子がきっとこの世界のどこかに生きてるんじゃないかって思っていただけるようなお芝居ができるよう邁進(まいしん)してまいります。この賞はきっとこれからの私の糧になると思います」と笑顔で語りました。
さらに、『メタモルフォーゼの縁側』で共演した宮本さんがサプライズで登場。芦田さんに花束を渡し、「この作品で10年ぶりに再会して、本当に立派なお嬢さんに成長されました。そして2人の芝居はとても楽しかったです。これからもいろんなお仕事をいっぱいなさり、いろんな役を演じられると思いますけれども、どうか頑張って一生懸命おやりくださいませ」とお祝いの言葉を贈りました。