磯村勇斗「期間を設けなくても臨みたい」役の切り替えに苦労 出演作6作品を評価され助演男優賞
磯村勇斗さんがキネマ旬報ベスト・テン表彰式に出席
俳優の磯村勇斗さん(31)が18日、『キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式』に出席。助演男優賞を受賞し、役への思いを語りました。
この映画賞は、映画雑誌『キネマ旬報』が優れた作品や俳優を表彰するもの。2024年に97回を迎え、1929年からスタートしたアメリカのアカデミー賞より歴史が長く続いています。
磯村さんは、映画『月』や『正欲』『東京リベンジャーズ2』など計6作品が評価され、助演男優賞を受賞。映画『月』は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸さんの小説『月』が原作。深い森の奥にある重度障害者施設を舞台に、事件を生み出した社会的背景と人間の深部に切り込み、社会全体が“見て見ぬふり”をしてきた不都合な問題がつまびらかに描かれた作品で、磯村さんは殺人犯のさとくんを演じました。
また、『正欲』は、直木賞作家・朝井リョウさんの同名小説が原作。家庭環境や境遇、容姿など、全く違う背景を持った人々の運命が、少しずつ交差していく物語です。
難しい2作品の撮影期間が続いていたことを明かし、「映画『月』で演じたさとくんは非常に難しい役でもあり、終わったら絶対時間をあけようと思っていたんですけども、映画『正欲』という素晴らしい企画を見てしまったがために、期間を設けなくても臨みたいということでなんとかやりました」と振り返りました。
また、実際の事件をモチーフにした映画『月』に対して、「“第二のさとくん”がもしこの映画を見て誕生してしまったらそれは危険だよなっていうのは、監督と話し合いながら現場で作ってきたので、そうならないようにいろいろ試行錯誤をしながら撮っていました」と話しました。
この映画賞は、映画雑誌『キネマ旬報』が優れた作品や俳優を表彰するもの。2024年に97回を迎え、1929年からスタートしたアメリカのアカデミー賞より歴史が長く続いています。
磯村さんは、映画『月』や『正欲』『東京リベンジャーズ2』など計6作品が評価され、助演男優賞を受賞。映画『月』は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸さんの小説『月』が原作。深い森の奥にある重度障害者施設を舞台に、事件を生み出した社会的背景と人間の深部に切り込み、社会全体が“見て見ぬふり”をしてきた不都合な問題がつまびらかに描かれた作品で、磯村さんは殺人犯のさとくんを演じました。
また、『正欲』は、直木賞作家・朝井リョウさんの同名小説が原作。家庭環境や境遇、容姿など、全く違う背景を持った人々の運命が、少しずつ交差していく物語です。
難しい2作品の撮影期間が続いていたことを明かし、「映画『月』で演じたさとくんは非常に難しい役でもあり、終わったら絶対時間をあけようと思っていたんですけども、映画『正欲』という素晴らしい企画を見てしまったがために、期間を設けなくても臨みたいということでなんとかやりました」と振り返りました。
また、実際の事件をモチーフにした映画『月』に対して、「“第二のさとくん”がもしこの映画を見て誕生してしまったらそれは危険だよなっていうのは、監督と話し合いながら現場で作ってきたので、そうならないようにいろいろ試行錯誤をしながら撮っていました」と話しました。
共演した二階堂ふみさん(29)は磯村さんについて、「難しくて責任が伴う役だったと思うんですけど、覚悟を感じられる瞬間が多くありましたし、浅はかな人間がそこに存在しているっていうことをしっかり向き合われて演じられていらっしゃるなと感じておりました」と印象を明かしました。