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SixTONES 松村北斗、俳優として新たな勲章 「“居場所”を見つけられたような気持ち」

2025年2月5日 22:20
SixTONES 松村北斗、俳優として新たな勲章 「“居場所”を見つけられたような気持ち」
松村北斗さんと河合優実さんが表紙を飾る 発行:キネマ旬報社
映画雑誌『キネマ旬報』は5日、その年の優れた作品・映画人をたたえる『2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン』を発表。主演男優賞に、6人組グループ・SixTONESのメンバーとしても活動する松村北斗さん(29)が選ばれ、松村さんが喜びのコメントを寄せました。

松村さんは、上白石萌音さんとダブル主演した『夜明けのすべて』での演技が評価され選出。パニック障害を抱え、生きがいや気力を失っている会社員を演じました。

■【全文】松村北斗さんコメント

今回、『キネマ旬報』の主演男優賞という素敵な賞をいただき、この賞の歴史と、いままで受賞された方々のお名前を見ながら、とても光栄に思っております。映画を通して、自分がかつて覚えた感動を誰かに受け渡せているんだなと、何かもう一つの“居場所”を見つけられたような気持ちになりました。

■“二刀流”の活躍

松村さんはグループとしてドームツアーを行うなど、アイドル、アーティストとして人気を博す中、俳優としても数多くの作品に出演。“二刀流”の活躍を見せています。2023年開催の『第46回 日本アカデミー賞』では『ホリック xxxHOLiC』で新人俳優賞を受賞。また、2022年公開の新海誠監督によるアニメーション作品『すずめの戸締まり』では物語の核となる重要なキャラクター宗像草太役をオーディションで勝ち取り、声優としても存在感を放ちました。

■主演男優賞・主演女優賞、共に20代による受賞は2012年度以来

主演女優賞に輝いたのは、映画『ナミビアの砂漠』『あんのこと』に出演した河合優実さん(24)。

共に20代が主演賞に選ばれるのは、2012年度の安藤サクラさん(『かぞくのくに』)、森山未來さん(『苦役列車』)以来となります。

作品賞は以下の通り。

日本映画ベスト・テン第1位 『夜明けのすべて』(監督:三宅唱さん)
外国映画ベスト・テン第1位 『オッペンハイマー』(監督:クリストファー・ノーランさん)
文化映画ベスト・テン第1位 『正義の行方』(演出:木寺一孝さん)

『キネマ旬報ベスト・テン』は1924年度に始まった世界的に見ても非常に長い歴史がある映画賞で、これまでに多くの映画作品や俳優たちを選出してきました。

表彰式は今月20日に開催される予定です。

最終更新日:2025年2月5日 22:20