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吉永小百合 やけ酒シーンを振り返る「楽しく演じることができました」

2023年8月20日 21:45
吉永小百合 やけ酒シーンを振り返る「楽しく演じることができました」
福岡での合同記者会見に登場した吉永小百合さん
俳優の吉永小百合さんが19日、福岡で行われた、映画『こんにちは、母さん』(9月1日全国公開)の合同記者会見に登場。映画での“やけ酒シーン”について振り返りました。

映画は山田洋次監督90本目の作品。東京の下町を舞台に現代を生きる等身大の家族が描かれ、吉永さんは一家の母・福江を演じます。また福江の息子・昭夫を大泉洋さんが、昭夫の娘で福江の孫・舞は永野芽郁さんが演じます。

■“やけ酒”シーンは「楽しかった」

記者会見では役作りについての質問が。工夫した点を聞かれると吉永さんは「福江は、地域の人たちと一緒に一人でも生きていこうとする力強い母。とにかく前を向いて進んでいく“肝っ玉母さん”のようなところもあるので、そんな部分も出そうかと考えていたんですが、監督からから“もう少しゆっくり歩いて”と注意を受けてしまうことはありました」と明かしました。そして、「(福江の生き方は)とてもすてきな生き方だと思います。私も歳を重ねても、そんなふうに前を向いて生きていきたいなと思いました」と語りました。

また、劇中では失恋した福江が“やけ酒”をする姿も描かれます。吉永さんは、撮影を振り返り「やけ酒シーンは楽しかったですね」と笑顔をみせると、「お酒を飲んで酔っ払うみたいなシーンはここ30年くらいなかったので、なんだか楽しく演じることができました」と明かしました。