吉永小百合 やけ酒シーンを振り返る「楽しく演じることができました」
■“やけ酒”シーンは「楽しかった」
記者会見では役作りについての質問が。工夫した点を聞かれると吉永さんは「福江は、地域の人たちと一緒に一人でも生きていこうとする力強い母。とにかく前を向いて進んでいく“肝っ玉母さん”のようなところもあるので、そんな部分も出そうかと考えていたんですが、監督からから“もう少しゆっくり歩いて”と注意を受けてしまうことはありました」と明かしました。そして、「(福江の生き方は)とてもすてきな生き方だと思います。私も歳を重ねても、そんなふうに前を向いて生きていきたいなと思いました」と語りました。
また、劇中では失恋した福江が“やけ酒”をする姿も描かれます。吉永さんは、撮影を振り返り「やけ酒シーンは楽しかったですね」と笑顔をみせると、「お酒を飲んで酔っ払うみたいなシーンはここ30年くらいなかったので、なんだか楽しく演じることができました」と明かしました。