3人脱退のKing & Prince 涙をこらえて心境明かす「この先もずっと5人で頑張っていくと思っていた」
■岸優太 27歳 「夢と自分の実力にギャップを感じるように」
2023年秋に退所する岸さんは「デビュー当時から海外で活躍できるグループを目指してここまでやってきました。ドラマや舞台、バラエティーなどに出させていただきながら、海外で通用するスキルを身につけることを同時にやる器用さが自分には無く、だんだんと夢と目標に、自分の実力にギャップを感じるようになっていきました。そして、海外で活躍できるグループになるためには、今のままでは到底無理だとも感じるようになってきました。話し合いを重ねて、メンバーと目標の違いが生まれ、海外で活躍できるグループにはなれないのかもしれないと自分の夢を自分で否定する、自分にがっかりして落ち込んだりする、そんな日々が続き、今回この決断に至りました」と心境を明かしました。
さらに、言葉に詰まりながらも「自分が進みたい道でこれからきちんと頑張って、いつか皆さんに理解してもらえるよう頑張っていきたいと思います。活動を終了した後は、まだ具体的には決まっていないですが、海外に関わる仕事もしてみたいですし、いろいろな挑戦をしてみたいです。いつか皆さんにいい報告ができるよう頑張りたいと思っています」と今後の方針も語りました。
■平野紫耀 25歳 「全力で取り組んだとしても“もう遅い”」
平野さんは「僕はデビュー当時からジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)としていた夢、ジャニーさんとしていた約束、そしてファンの皆さんとしていた約束、“海外で活躍できるグループになること”を目指して頑張ってきましたが、メンバーそれぞれが年を重ねて、それぞれが経験を積んで、活動方針に違いが出てきました。また、改めて自分の年齢と向き合ったときに、海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました」と退所の理由を報告。
また「今回、このような決断には至りましたが、僕はメンバーそれぞれが選ぶ道も尊重しています。これからも皆さんを笑顔にしたいという気持ちは変わりません。これからのKing & Princeと、そして今後の平野紫耀の応援をよろしくお願いいたします」と改めてファンへのメッセージを語りました。
■神宮寺勇太 25歳 「メンバーがこの先、1人でも退所するなら…」
神宮寺さんは「僕はKing & Princeとして海外に進出することが、僕自身とジャニーさんと、そして応援して下さっているファンの皆さまの、大切な夢の一つでありました。その夢を追い続けるために、活動をしていきましたが、活動していく中で、海外進出のことだけではなく、活動方針の考えが変わっていきました。また、自分勝手な考えではあるのですが、メンバーがこの先、1人でも退所するという話が出たときに、自分も退所させていただくということを自分の中で勝手ながら、そう決めていました。これらのいろんな理由が重なり、今回このような決断を致しました」と心境を告白。
そして「ファンの皆さんと一緒に過ごしてきた日々を胸に、僕たちは別々の道をこれから歩んでいきたいと思います。どうか温かい目で見守っていただけるとうれしいです。そしてこれからのKing & Princeを、皆さんどうぞよろしくお願いします」とファンへ呼びかけました。
■永瀬廉 23歳 「応援してくださったこのグループを残したい」
来年5月以降もKing & Princeとして活動することを決めた永瀬さんは「去年からグループで何度も話し合いを重ねてきました。海外へのチャレンジというところもそうですが、自分はファンの皆さまの応援があって、アイドルとして活動できているという状況にすごい幸せを感じていました。ただ話し合いの中で、メンバー個々に少しずつ考え方の違いというのも僕自身も感じていました。僕は今、やらせていただいてるお仕事、そして共演者の皆さま、関係者の皆さま、そしてなによりファンの皆さまをこれからもずっと大切にしたいと思っています。でも今はそれぞれ1人1人の大人の男として出した、その気持ち、意見、決断っていうのを、ジャニーズJr.から共に頑張ってきた仲間として、尊重したいという思いもあります」と心境を明かしました。
そして2人で活動していくことについて「海人と僕は、3人がいないKing & Princeを続けるべきかすごい悩みましたが、きっとこのKing & Princeっていうグループを2人でも守っていくっていうことを、ジャニーさんもきっと応援してくれていると思いますし、なによりたくさんの皆さんが応援してくださったこのグループを残したいっていう気持ちもすごいあって、2人でKing & Princeというグループを守っていくという決断をさせていただきました。今まで通りではなくなるというところは、すごい不安ではあるんですけど、2人でもKing & Princeが残ってよかったと、1人でも多くの方々に思っていただけるように、一生懸命頑張っていきたいなと思います」とコメントしました。
■髙橋海人 23歳 「この先もずっとこの5人で頑張っていくと思っていた」
同じくグループに残る髙橋さんは、目に涙を浮かべながら「僕は歌やダンスが大好きなので、グループとして海外にチャレンジしたいという気持ちと、タレント個人としてお芝居や振り付け、絵を描くことなど、自分のできることに全力で向き合い、King & Princeに貢献できたらと強く思っていました。ですがメンバーそれぞれが経験を重ねていく上で、方向性の違いが生じてきました。この先もずっとこの5人で頑張っていくと思っていたので、正直…さみしいですし…つらいですし、何より、応援して下さったファンの皆さまに、申し訳ないなと強く思っています。ですが、Jr.のころに出会い、今までただ上を目指して切磋琢磨し、つらいときは支え合って、お互いを鼓舞して…ここまで頑張ってきたこと、なによりKing & Princeのメンバーと出会えたことを心から誇りに思っています」とこらえるように明かしました。
そして「廉と2人でKing & Princeを守っていくことこそが、ジャニーさん、支えて下さる皆さまへの恩返しだと思っています。僕たちは、応援して下さっている皆さまがいるからこそ、この世界で生きることができます。この先の僕たち5人の道を温かく見守っていただけたらと思います」とファンに向けてメッセージを送りました。