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「涙はとっておこうと思ったんですけど」宮市亮サプライズに涙 サポーターと大合唱

2022年10月30日 15:58
「涙はとっておこうと思ったんですけど」宮市亮サプライズに涙 サポーターと大合唱
サポーターのサプライズに涙する宮市亮選手
サッカーJ1第33節 横浜F・マリノス4-1浦和レッズ(29日、日産スタジアム)

2位川崎フロンターレの試合結果によっては横浜F・マリノス優勝が決まる大一番。首位・横浜は4対1と浦和に圧勝したものの、川崎が神戸に2対1で勝利したため優勝は最終節に持ち越しとなりました。

試合後、横浜は今季のホーム最終節だったこともありセレモニーを開催し、ケガのためスタンドで観戦していた宮市亮選手も参加。マスカット監督、キャプテンの喜田拓也選手がサポーターに感謝を伝え、最終節への意気込みを語りました。

セレモニー終了後、選手たちはスタジアムを一周しサポーターにあいさつ、引き上げていこうとすると、ゴール裏のサポーターから突然大音量の「宮市コール」が。宮市選手もこれに応えゴール裏に向かうと、『トリコロールの宮市亮再びピッチで輝け 待ってるぞ』と書かれた横断幕が。サポーターからの思わぬサプライズに宮市選手は涙を見せました。

「すいません。復帰まで涙はとっておこうと思ったんですけど…無理でした。今シーズンマリノスのサポーターの方に本当に支えてもらいました。改めて感謝を伝えさせてください、ありがとうございます」
宮市選手は感謝の思いを伝えると、さらに、 「週末タイトルに向けて大事な試合がありますので最後はシャーレのチャント、皆さんで歌っていただきたいと思います」とサポーターにチャントをリクエスト。自ら歌い始めるとサポーターと共に「この街にシャーレを、この街に頂点を」を大合唱。

さらに後から駆けつけた仲川輝人選手、松原健選手から自身のユニホームを渡されるとこれを着用し3人でもう一度大合唱。優勝がかかった最終節へ向け、サポーターと結束を強めました。

横浜は11月5日(土)に最終節、アウェイでヴィッセル神戸と対戦します。