歌手の中島美嘉（39）さんが、1日放送の『おしゃれクリップ』に出演。2005年に公開され、社会現象にもなった映画『NANA』の主演を務めた中島さんが、当時演じた役の髪形について「一番苦手だった」という理由について明かしました。

番組では、“筋金入りのおしゃれ好き”という中島さんが、髪形から見るファッションの遍歴についてトークを展開。「“ウルフ” が大好きだったんですよ」と過去にハマっていたという髪形について「当時はまだ中性的な感じの女性がいなくて、そういう髪形にしたいなと思って」と “ウルフカット” に挑戦したきっかけについて明かしました。

“ウルフカット” がお気に入りだった中島さん。一方、約17年前に公開された主演映画『NANA』では、黒髪のショートカットで出演しました。番組MCの山崎育三郎さんから「あのヘアスタイルはどうですか？」と問われると「私は一番苦手です」と予想外の回答が。その理由について「“ウルフ” の時期に『NANA』をやらせていただくってなって、“ウルフ ”が好きだったから、切りたくなかった」と今だからいえる胸の内を明かしました。

さらに映画『NANA』にまつわる話は続き、山崎さんから「当時、お芝居ってどうだったんですか？」と質問されると、中島さんは「ダメですよ。これだけあがり症なので、周りの役者さんに助けてもらってばっかりでした。撮り直したいです」と告白。

この中島さんの発言に、山崎さんは「撮り直したい！？」と驚きながらも「続編ありえますよね」とコメント。すると中島さんは「もう40歳前になった “ナナ”、どうなんですかね」と不安な思いをポツリとつぶやくと「いいですね！　ぜひ続編で！」と続編への願望を語る山崎さんの言葉に「ぜひ」とうなずく中島さん。17年前のリベンジに意欲を見せ、映画にまつわるトークを締めくくりました。