アニメ『鬼滅の刃』の我妻善逸役をはじめ、２０２１年『声優アワードＭＶＳ賞』に選ばれた、声優・下野紘さんが、明石家さんまさんプロデュースの劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん（６月１１日全国公開）』のトカゲ役とヤモリ役で出演することが３０日、発表されました。

映画は、直木賞作家・西加奈子さんの小説『漁港の肉子ちゃん』が原作。漁港の船に住む訳ありの母・肉子ちゃんと娘・キクコの秘密がつなぐ奇跡を描いたハートフルコメディです。今回の出演に下野さんは「子供の頃から見ていたさんまさんのプロデュース作品に出演することができて本当に光栄です」とコメント。

またトカゲ役とヤモリ役については「今回のようにトカゲの形をしたトカゲに声を当てたのは人生で初めてだと思います。ヤモリは肉子ちゃんやキクコちゃんの心情を代弁する意味深い役なので、台詞に色をつけないように、生き物だけれど無機質な感じも意識しながら演じさせていただきました」と話しています。

下野紘さんは２００１年に声優デビュー。これまで「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」など人気キャラクターを演じ２０２１年、第１５回声優アワードＭＶＳ賞を受賞。