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博多華丸「剛」役で座長公演「誇り感じる」

2021年5月23日 15:15
博多華丸「剛」役で座長公演「誇り感じる」

博多座7月公演『羽世保スウィングボーイズ』(作・演出:G2、7月16日〜)の合同取材会がこのほど、博多港に停泊している高速船・クイーンビートルで行われ、キャストの博多華丸さん、斉藤優さん、南沢奈央さんが出席しました。

ジャズの盛んな九州のとある港湾都市「羽世保」を舞台に、さまざまな逆境に立ち向かう造船会社社員たちの姿や家族愛を描くオリジナルストーリー。
博多座で4度目の座長公演となる華丸さんは「いつの間にか2年に1度やらせていただくペースになっておりますけど、4回目をさせていただくということは、(3回目の座長公演)『めんたいぴりり』(の評判)が良かったのかなと感じています」と明かしました。

華丸さんが演じるのは、羽世保造船に勤める腕利きの溶接技師・五代剛(ごだい・つよし)。溶接技師役について聞かれると、「福岡と東京をつなぐ意味でも、芸能界で“溶接”をしている」と答え、役名が憧れの長渕剛さんと同じ「剛」であることから「剛と呼ばれることがうれしい。そう名乗れるということに、誇りを感じています」と喜んでいました。

物語の重要なカギとして描かれるタップダンスや和太鼓は初挑戦。華丸さんは「タップダンスとか和太鼓とか、やったこともないことが(頭の中で)引っかかって、台本を読んでいても(セリフが)あんまり入ってこない」と明かしつつ、日々鍛錬を欠かしていないということです。 

造船工場の社員食堂に勤めながらパティシエの夢を追いかける向谷美咲役の南沢さんは、取材会にリモートで参加。
南沢さんが「台本には私がタップを踏むシーンはないんですけど、便乗して習い始めました」と話すと、華丸さんは「ひょっとしたらカーテンコールとか、フィナーレとか、何かしらみんなでこう…宝塚のように終わるかもしれない」とサプライズ演出を“予告”しました。