タレントの堀ちえみさんが１日、都内で行われたＧＥ　ヘルスケア・ジャパン『ポケットエコーＶｓｃａｎ　Ａｉｒ』の新製品発表会に出席。コンサート開催を目標にリハビリ中であることを明かしました。

堀さんは、２０１９年２月にステージ４の『舌がん』であることを公表。舌の６割以上を切除し、およそ１１時間に及ぶ再建手術を受けました。

イベント後の会見で堀さんは体調について「体は元気です。このしゃべり方が後遺症として残ってしまいましたので、ちょっとでも言葉をすらすらと話せるように、リハビリを自主的に毎日やるよう心がけています」とゆっくりとした口調で話しました。

リハビリのほかにも、週に１回のボイストレーニングを受けているという堀さん。続けるうちにうれしい変化があったそうで「言葉がつたなくなってしまった分、自分の口を楽器だと思って、それを操作して奏でるということをイメージしていたらファルセットがうまく使えるようになりました」と手術前より音域が広がったことを明かしました。

続けて「１つ何かを無くしたら１つ得ることができればいいと思って、自分の落ち込んだ気持ちとかを奮い立たせて生きてきました。生きていれば何でもできるなと思っています」と笑顔を見せました。

また、来年の３月でデビュー４０周年を迎える堀さん。記念コンサートの開催を目標にしていると話し「（開催が）いつになるかっていうメドはまだ全然立ててないですが、１曲でも多く歌ってみなさまに安心していただけるように頑張りたいと思います。実現させます」と誓いました。