岡田健史改め 俳優・水上恒司 「世の中に知ってほしいという訳ではない」 初の個展開催
個展は、水上さんが趣味でこれまで描きためてきた100点以上の絵を展示。水上さんは「趣味を個展とかにするのってどうなんだろうと思ったりもしたんですけど、日頃絵を描くのが好きなので、何かしらの形で世に放つことができたらいいなと。世の中に知ってほしいという訳ではないですけど、見て自由に感じてほしいと思う」と率直な思いを明かしました。
■個展タイトル『若さ故の無秩序』とは…
また、個展のタイトル『若さ故の無秩序』に込めた思いについて聞いてみると「僕の頭の中からでてきた作品たちは統一性というかテーマがなくて、秩序がないんです。(絵は)全て描きたいときに描いているので“このとき怒っていた”とか“余裕がなかった”とか“余裕があってこれだけ時間あって描けたな”とか、(感情が表れた)色んな絵があるので“思春期”のような、『若いときが故』の作品たちだと思ってつけました」と明かしました。
■改名で新たなスタート「選択を正解に近づける」
また水上さんは2022年9月、“岡田健史”から本名“水上恒司”に改名。自身の決断で、新たに活動をスタートさせたことに「この選択肢を選んできたことに対しては後悔はないので、選択肢を正解に近づけていくってことです。これは高校のときの野球部の監督からの言葉ですけど、そういうものですよね。正解とかはないし、今回の個展も正解かは分からないし、もしかしたら失敗かもしれない。でも正解に近づけていくだけです」と強い思いを語っていました。
■「やってきたことは必ず残っていると思う」
デビューからこれまで数々のドラマや映画で活躍してきた水上さん、今後の活動については「若いときはある程度無理しても耐えられるので、とりあえず、やれるところまでやってみようかなと。23年間生きていた中で多少の成功体験はある。その成功体験をなぞる訳じゃないですけど、その感覚は追い求めちゃいます。やってきたことは必ず残っていると思う」と話していました。