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“削らず書ける”金属鉛筆に“スティック型”ホチキス…文具女子博で見つけた“定番の進化”

2022年11月25日 6:10
“削らず書ける”金属鉛筆に“スティック型”ホチキス…文具女子博で見つけた“定番の進化”
鉛筆など“定番文具の進化”に注目
これまでに26万人以上が来場した文具の祭典『文具女子博2022』が23日、東京で開幕。ホチキスや鉛筆といった“定番文具の進化”に注目し、取材しました。

■ホチキスの進化 キーワードは“スティック型”

ホチキスで知られる『マックス株式会社』のブースに並んでいたのは、ブルー・ピンク・バイオレットといったカラフルなボディーの新製品『MOTICK(モティック)』(税込825円)です。

特徴は、一見ホチキスとはわからない“スティック型”のボディーです。長さは14.8センチ。ボタンをスライドさせると、ホチキスの針をとじる部分が“パカッ”と出てきて、わずかな操作で使用することができます。

“スティック型”ではあるものの、100本の針が装てん可能で、10枚程度の紙をまとめて一度にとじることができます。

実際に記者が使ってみると、持ったときの“軽さ”が印象的で、従来のホチキスと使用感は変わりませんでした。

担当者によると、商品が生まれた背景にあるのは“筆箱の人気”。「シースルー(透明)の筆箱に、自分の好きな色の文具を入れておしゃれを楽しむなど、色々なタイプの筆箱が増えている。そういったところに対応できる、新しいタイプのホチキスとして生まれました」と話しました。

他にも、アウトドアやDIYに活用できる“ギア系ホチキス”など、時代やニーズに合わせた進化が見られました。

■鉛筆の進化 キーワードは“削らず16㎞書ける”

そして、多くの人が訪れていたのが『サンスター文具株式会社』のブース。注目は、6月に発売されたばかりの定番文具・鉛筆が進化した『metacil(メタシル)』(税込990円)です。

これは、軸から芯まで全て金属製の“メタルペンシル”。芯は、黒鉛を含んだ特殊合金で作られています。書いたときに、紙との摩擦で生じる黒鉛と合金の粒子が、紙に付着することで筆跡になる“最新型の鉛筆”です。

■“メタルペンシル”を試し書きしてみた

芯の摩擦(減り)が少ないことから、削らずに“16km”ほど書けるというのが大きな特徴。一般的な消しゴムで消すこともできます。担当者に、メタルペンシルの濃さを聞くと「2Hの鉛筆相当の濃さなので、普通の鉛筆(HB)よりは“薄め”になります」と回答しました。

実際に試し書きしてみると、HBやBの鉛筆と比べると薄く感じたものの、書き心地は通常の鉛筆と変わらず。金属製の鉛筆のため、先の部分を触っても指が汚れず、芯が減る様子はありませんでした。

担当者によると、すでに累計出荷本数は21万本を突破(サンスター文具発表)し、“いまだに生産が追いついていない”ほどの人気だということです。