広瀬すず×松坂桃李 本屋大賞受賞作映画化
本屋大賞受賞作『流浪の月』が、広瀬すずさんと松坂桃李さんのダブル主演、李相日監督で映画化されることがわかりました。
凪良ゆうさんによる原作『流浪の月』(東京創元社刊)は、2020年の本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた作品です。
9歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬さんが、その事件の“加害者”とされた当時19歳の大学生・佐伯文(さえき ふみ)を松坂さんが演じます。
【広瀬すずさんコメント】
本当にびっくりしました。でも、いつかまた、李組に参加したいという事は
「怒り」以来、ずっと思い続けてきた事でもありました。
「この役の気持ちを知ってると思って」と監督に言われたその日から
私は毎日なんだか、どこかずっと緊張しています。
私の少しの変化を、誰よりも早く細かく気付かれてしまいます。
だからこそ監督の前では絶対嘘がつけないし、
ちょっとでも誤魔化そうとするもんなら…
想像するだけで…今、監督の前でお芝居するのが怖いです。
あ、その緊張ですかね。
松坂さんは、以前ご一緒した現場でとても真面目で大らかな印象を受けました。
文を松坂さんが演じると知った時も、なんだかすぐにしっくりくる不思議な雰囲気もあり、
今回の役、作品で、ご一緒出来る事はとても楽しみです。
【松坂桃李さんコメント】
李監督とは初めてご一緒しますが、
作品を拝見していて、いつかやってみたいとずっと思っていた方でした。
正直今は霧の中にいる気分です。
ただこの作品に文として参加できる喜びを噛み締めてもいます。全身全霊でいきます。
広瀬さんは成島組以来の再会ですが、
肝が据わっていて頼もしさすら感じます。
改めてご一緒出来ることほんとうに楽しみです。
李組の皆さんと創り上げていきたいです。
宜しくお願い致します。
写真:ダブル主演する広瀬すずさんと松坂桃李さん(c)2022「流浪の月」製作委員会
映画『流浪(るろう)の月』(配給:ギャガ)のクランクインは8月上旬、2022年全国ロードショー。(c)2022「流浪の月」製作委員会