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漫画家・かやはるかさん、すい臓がんで死去

2021年7月13日 18:49

漫画家のかやはるかさんが6日にすい臓がんで死去したことが、13日、漫画アプリ『マンガUP!』の公式サイトで発表されました。

かやさんは、ライトノベル『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』のコミカライズ担当として、2018年から同名の漫画を執筆していました。

しかし、2019年9月にすい臓がんを患い、今年7月7日に治療に専念するためコミカライズ担当を降板することを発表していました。

かやさんは、「作画が決まる前から、webの小説でアノス様達と作品が大好きになり、この作品の作画がしたい!と思っていました。作画が決まった時は本当に嬉しくて、魔王学院を描けていることが本当に楽しかったです」と喜びをつづりつつ、「皆様のおかげで、とても幸せな、宝物のような時間を過ごすことができました。このような中途半端で終わってしまい、誠に申し訳ありません」と悔しい胸の内を明かしていました。

かやさんの訃報について『マンガUP!』の編集部は、「あまりに突然の報に驚くばかりで、今は言葉が見つかりません。その技術と熱意と愛情で以って、非常に魅力的な作画をされる方でした。本当に残念でなりません」とコメントしています。

葬儀は、すでに家族で執り行われたということです。