さだまさし、初フォークカバーアルバム発売
シンガー・ソングライターのさだまさしさんが、ニュー・アルバム『アオハル 49.69』を10月27日にリリースすると発表しました。
さださんにとって初となるフォークソングのカバー企画アルバム。今年10月25日にデビュー“49”年目を迎える“69”歳のさださんがセレクトした、次世代に歌い継ぎたい“青春”の名曲16曲が収録されます。
収録曲は荒木一郎さんの『空に星があるように』、憧れの人・加山雄三さんの『旅人よ』、盟友・泉谷しげるさんの『春夏秋冬』などです。
さださんは「僕の青春期、日本で興ったフォーク・ロックのムーヴメントはある意味では僕の育った『学校』とも言える。僕がどんな生徒であったかは別にして、振り返れば確かにそこは『母校』であった」と話し、「ところがある深夜、テレビを見ていたら、現代まで綿々と繋がる音楽の源流の1つである筈の『母校』がいつの間にか『過去の遺物』として扱われていることに衝撃を受け、少し悲しかった。それで憧れの先輩や同級生また愛しい後輩達など『同窓生』の面影を、懐かしい校舎の陽の当たる窓辺に並べてみることにした。彼らの楽曲が現代の若い世代に届いた時、その音楽が如何に時代を超えた『良きもの』であるかに気づいて貰いたいからだ」と思いを告白。続けて「勿論僕の歌が原曲を超えられる筈もないが、これをきっかけにオリジナルに触れ『母校』の素晴らしさに気づいて貰えるきっかけになったら嬉しい。僕にとってデビュー49年目、69歳での『帰郷』だ」とコメントしました。