シンガー・ソングライターKANが公表 『メッケル憩室がん』とは
KANさん
大ヒット曲『愛は勝つ』などで知られるシンガー・ソングライターのKANさん(60)が、『メッケル憩室がん』を患っていることを18日に公表しました。『メッケル憩室がん』とは、どのような病気なのか。下部消化管外科が専門の、医療法人 明和病院・栁秀憲院長に伺いました。
KANさんは、昨年の秋、腹痛が続いたため病院で検査を受けたところ『メッケル憩室がん』と診断されたということです。
KANさんは、昨年の秋、腹痛が続いたため病院で検査を受けたところ『メッケル憩室がん』と診断されたということです。
『メッケル憩室』とは、小腸に見られる袋状の突起物。胎児の時、へその緒と小腸をつないでいた卵黄管が消えずに残ったものをいいます。
ほとんどの場合、卵黄管はなくなりますが、栁院長によると、人口の2~4%くらいの割合で残っているといわれているそうです。
また、『メッケル憩室』にがんが発生すると、下血や、腹痛を伴うことがあるということです。
KANさんは来月予定していたツアーを中止し、演奏活動を当面の間休止すると発表。ラジオのレギュラー番組については、継続して出演するということです。