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勝野洋、主演舞台で「家庭崩壊」を心配

2021年10月5日 18:29
勝野洋、主演舞台で「家庭崩壊」を心配

俳優・勝野洋さん(72)の主演舞台『浜辺の朝〜俺たちのそれから〜』(12日開幕、東京・俳優座劇場)の制作発表会見が4日に都内で行われ、勝野さん、妻のキャシー中島さん(69)、娘の勝野雅奈恵さん、息子の勝野洋輔さんらファミリーが出席しました。

勝野さんが主演を務めた日本テレビ系ドラマ『俺たちの朝』(1976年〜77年にかけて放送)のその後を描いた舞台で、世の中になじめない迷子たちが集う浜辺の民宿カフェ「灯台」を舞台にしたヒューマンドラマ。キャシーさんが原案を手がけ、雅奈恵さんが脚本・演出を担当しました。

キャシーさんは「勝野と結婚しまして、何と42年になります」と切り出し、「結婚する前に勝野が『俺たちの朝』という番組に出ていまして、なんて下手っぴな演技で、粗野で、ダサイ子なんだろうと、その時に思っていました。真っすぐすぎて、まぶしくて見られない、ぐらいの感じでした」と告白。笑いながら申し訳なさそうに頭を下げる夫を横目に、キャシーさんは「でも、ドラマの中で3人の若者が鎌倉を舞台に一生懸命、青春を生きていて。(ただ、今後)どうなるのか分からない終わり方だったんですね。その後、どうなったんだろう?と。何とか舞台でこれを納得していただけるストーリーにできないかなって、娘の雅奈恵に話をしました」と舞台化の経緯を語りました。

勝野さんは「『俺たちの朝』は45年前です。27歳でした。思い起こせば江ノ電のあたりを1年間、走り回ったり、歩き回ったりしました」と当時を回想。ただ、舞台化には当初、戸惑いもあったそうで、「自分のイメージっていうのがあって、あれはあれで、もう終わっていいんじゃないか。僕の中では(物語を)おさめていたので。それを妻からいきなり“『俺たちの朝』を舞台にしよう”って。本当に困りました」と苦笑いしつつ明かしました。

さらに勝野さんは「二女の雅奈恵が(脚本を)書いて演出もするっていうんで、“どこかでぶつかるだろうな”っていうね。極端に言えば“家庭崩壊するんじゃないか”っていうぐらい心配がありました」と冗談まじりに明かしたうえで、「本を読んでみて、いやあ、超えていますね、自分の想像を」と脚本に納得。ただ、演出家と出演者のせめぎ合いはあるようで、「現在もけいこは進んでいますが、言いやすいように台本を変えても全部、直されます。一言も(変更は)認められません。でも(脚本が)本当にしっかりしていて。確かに作家の一字一句を簡単に変えてはいけないと思いますね」と語って笑わせました。