【ディズニー】6月開業のシー新エリア 担当者が明かすアトラクションの見所
8番目のテーマポートとして新たに誕生する『ファンタジースプリングス』は、『アナと雪の女王』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』を題材にした3つのエリアと1つのホテルで構成されます。新たにオープンする4つのアトラクションはすべて、世界の他のパークにはない東京ディズニーシーのオリジナルだということです。
2001年の東京ディズニーシー開業以来最大となる今回の拡張で、東京ディズニーシーの総面積は、東京ディズニーランドを上回るということです。
総開発面積は約14万平方メートル、投資額は約3200億円にのぼる新テーマポートは、既存のアトラクション『ジャスミンのフライングカーペット』と『レイジングスピリッツ』間の通路の奥に展開されます。
■“アナ雪”テーマの新エリア「アレンデールの世界に没入できる」
映画『アナと雪の女王』が幕を閉じた後の幸せな世界が題材になっている『フローズンキングダム』。ボートに乗り、映画の名曲とともに楽しむことができる水流ライドタイプのアトラクション『アナとエルサのフローズンジャーニー』と、アナとエルサが暮らすアレンデール城の中で食事ができるレストランなど、2つの飲食施設がオープンします。
映画製作に携わったスタッフと連携を取りながら開発を進めたという担当者は「アトラクションでゲストはアレンデールをボートで航海しながら、2人の姉妹が真実の愛で凍った心を解きほぐして王国を救うという、ハートフルなミュージカルストーリーを追体験することができます。さらに映画の象徴的なミュージカルシーンを体験し、美しいアレンデールの世界に没入することができます」と説明しました。
■『ネバーランド』を再現した世界初のエリア「一番マジカルな体験に」
映画『ピーター・パン』が題材で、海賊船を散策したり、隠れ家で食事をしたり、仲間と一緒に海賊に立ち向かう冒険を体験できるエリア『ピーターパンのネバーランド』。ボートに乗り込みゴーグルをかけて3Dで映画の世界観が楽しめるアトラクション『ピーターパンのネバーランドアドベンチャー』と、妖精の谷が舞台のライドタイプのアトラクション『フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー』、そして1つのレストランがオープンします。『ネバーランド』を再現したエリアは各国のパークにはなく、世界初だということです。
フック船長にさらわれたウェンディの弟・ジョンを救出するストーリーだという3Dのアトラクションについて担当者は「ボートに乗りロストキッズの後を追って進むアトラクションです。途中でティンカー・ベルがピクシーダスト(妖精の粉)をボートにかけてくれます。それによって、ネバーランドを空高くから体験できます。途中でフック船長や海賊の手下たちとバトルもあります。どのディズニーパークの中でも一番マジカルな体験ができるでしょう」と明かしました。
■ラプンツェルの“塔”が特徴的な『ラプンツェルの森』
映画『塔の上のラプンツェル』が題材で、長い髪のプリンセス・ラプンツェルが小さい頃から暮らしていた塔がそびえている新エリア『ラプンツェルの森』には、水流ライドタイプのアトラクション『ラプンツェルのランタンフェスティバル』と、1つのレストランがオープンします。
映画でも象徴的なシーンとして描かれたランタンフェスティバルがテーマになっているこのアトラクション。担当者は「ラプンツェルの旅路を我々も一緒に見ることができます。ラプンツェルとフリン・ライダーの距離がどんどん縮まり、最後は恋に落ちる様子が見ることができます」と解説。ラプンツェルが登場するアトラクションは、世界初だということです。
■パークチケットだけでは入れない新テーマポート
新テーマポートへ入場したり、アトラクションを利用したりするには、ディズニーシーへ入園するチケットとは別に、アトラクションに乗車するための『スタンバイパス』(無料)もしくは『ディズニー・プレミアアクセス』(有料)の取得が必要になります。混雑状況によっては、これらがなくても入場できる場合もあるということです。
『スタンバイパス』は、指定された時間から対象アトラクションに並ぶことができる無料のサービスで、『ディズニー・プレミアアクセス』は、体験時間を指定し、短い待ち時間でアトラクションを利用できる有料サービスです。
対象となるのは、新テーマポートに設置されるアトラクション『アナとエルサのフローズンジャーニー』、『ラプンツェルのランタンフェスティバル』、『ピーターパンのネバーランドアドベンチャー』と、『フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー』(スタンバイパスのみ)です。
『スタンバイパス』と『ディズニー・プレミアアクセス』はともに発行数に限りがあり、当日の発行状況は東京ディズニーリゾート・アプリで確認できるということです。