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投資額約3200億円 ディズニーシー拡張で面積がランドを上回る

2023年8月24日 21:50
投資額約3200億円 ディズニーシー拡張で面積がランドを上回る
拡張エリアが公開された東京ディズニーシー
2024年の春に開業予定の東京ディズニーシーの新テーマポート『ファンタジースプリングス』の工事現場が24日、初めて報道陣に公開され、アメリカ本社の担当者が各施設の説明を行いました。このテーマポートの拡張に伴い、東京ディズニーシーの総面積は、東京ディズニーランドを上回るということです。

8番目のテーマポートとして新たに誕生する『ファンタジースプリングス』は、『アナと雪の女王』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』を題材にした3つのエリアと1つのホテルで構成され、4つのアトラクション、4か所の飲食施設、1か所の商品施設をオープン。総開発面積は約14万平方メートル、投資額は約3200億円にのぼります。

■3Dのライドタイプアトラクション『ピーターパンのネバーランドアドベンチャー』

映画『ピーター・パン』を題材にした新エリア『ピーターパンのネバーランド』には、2つのアトラクションと、1つの飲食施設が設置されます。

ゴーグルをかける3Dのライドタイプのアトラクション『ピーターパンのネバーランドアドベンチャー』は、約6分の体験が楽しめます。ティンカーベルから魔法の粉をかけられると、空からネバーランドの世界を楽しむことができるといい、途中にはフック船長をはじめとする海賊たちとのバトルもあるといいます。入り口には、プライオリティ・アクセス・エントランスも用意されていました。

約2分のライドタイプのアトラクション『フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー』は、ティンカーベルが始めた新しいデリバリーサービスを手伝うというテーマのアトラクションです。入り口をくぐったゲストがティンカーベルと同じフェアリーになった気分を味わえるように、植物などの装飾はあえて大きく作られているということです。

■有名なランタンのシーンが楽しめる『ラプンツェルのランタンフェスティバル』

映画『塔の上のラプンツェル』がテーマの新エリア『ラプンツェルの森』には、1つのアトラクションと、1つの飲食施設が設置されます。

『ラプンツェルのランタンフェスティバル』は、ラプンツェルをテーマにした世界初のアトラクションです。ゴンドラに乗り込み、ラプンツェルの世界を巡り、クライマックスには映画で有名なランタンのシーンが再現されているといいます。入り口には、プライオリティ・アクセス・エントランスも用意されていました。

『ピーター・パン』と『塔の上のラプンツェル』がテーマのエリアができるのは世界で初めてだということです。

■“アナ雪” 米フロリダとは違うオリジナルのアトラクションも

映画『アナと雪の女王』のあたたかく幸せなアレンデール王国が広がる新エリア『フローズンキングダム』には、1つのアトラクションと、2つの飲食施設が設置されます。

『アナとエルサのフローズンジャーニー』は、ボートに乗る水流ライドタイプの約6分30秒のアトラクションです。凍った心を溶かす壮大な姉妹の物語を、映画の名曲とともに楽しむことができるといいます。フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのアトラクション『フローズン・エバー・アフター』とは違った、オリジナルのアトラクションだということです。