ディズニーシー 来年春に開業の新テーマポート 工事現場を報道陣に初公開
8番目のテーマポートとして新たに誕生する『ファンタジースプリングス』は、『アナと雪の女王』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』を題材にした3つのエリアと1つのホテルで構成され、4つのアトラクション、4か所の飲食施設、1か所の商品施設をオープン。総開発面積は約14万平方メートル、投資額は約3200億円にのぼります。
新テーマポートには、『ジャスミンのフライングカーペット』と『レイジングスピリッツ』間の通路の奥に展開されます。4つのアトラクションはすべて、世界の他のパークにはない東京ディズニーシーのオリジナルだということです。
■“アナ雪”テーマの新エリア 水流ライドタイプのアトラクション
映画『アナと雪の女王』が題材になっている新エリアは『フローズンキングダム』。雪の女王であるエルサが、雪や氷を操る魔法の力を受け入れ、映画が幕を閉じた後のあたたかく幸せなアレンデール王国が広がります。遠くに見えるノースマウンテンには、エルサの氷の宮殿を見ることができます。
このエリアにできるアトラクションは、ボートに乗る水流ライドタイプの『アナとエルサのフローズンジャーニー』。体験時間は約6分半。凍った心を溶かす壮大な姉妹の物語を、映画の名曲とともに楽しむことができるといいます。また、アナとエルサが暮らすアレンデール城の中で食事ができるレストランなど、2つの飲食施設が建設されます。
■『ネバーランド』を再現した世界初のエリア
映画『ピーター・パン』の世界が広がる新エリアは『ピーターパンのネバーランド』。楽しいことが大好きで冒険心いっぱいの子どもたち・ロストキッズの一員になりきって楽しむことができます。海上にあるフック船長の海賊船には実際に乗って散策することもできるといいます。
このエリアにできるアトラクションは2つ。『ピーターパンのネバーランドアドベンチャー』は、ボートに乗り込みゴーグルをかけて3Dで映画の世界観を楽しむことができる約6分のライドタイプアトラクションで、エントランスには“プライオリティ・アクセス・エントランス”と書かれた入り口も。また約2分のライドタイプのアトラクション『フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー』では、ティンカーベルが暮らす妖精の谷の世界観を体験できるということです。
■ラプンツェルの“塔”が特徴的な『ラプンツェルの森』
ディズニープリンセス・ラプンツェルが小さい頃から暮らしていた塔が特徴的なのが、映画『塔の上のラプンツェル』が題材の新エリア『ラプンツェルの森』。夜になると塔やランタンの明かりで、森はあたたかな光に包まれるといいます。
アトラクションでもランタンのシーンを再現。水流ライドタイプの『ラプンツェルのランタンフェスティバル』では、ラプンツェルとともに映画に登場するさまざまな場所を巡りながら、フリン・ライダーと恋に落ちるシーンも描かれます。ここにも“プライオリティ・アクセス・エントランス”と書かれた入り口が用意されていました。また、映画に登場する酒場『スナグリーダックリング』も完全再現。外観や看板、倒れかかっている木まで詳細に再現されています。