大竹しのぶ 舞台開幕「たまらなく楽しい」
女優の大竹しのぶさん(64)の主演舞台『ザ・ドクター』が10月30日、彩の国さいたま芸術劇場で初日を迎えました。
舞台は大竹さん演じるエリート医師・ルースが、ある少女の死をきっかけにジェンダー・階級差など、あらゆる社会問題がふりかかりながらも、医師としての自分を見つめ直していく姿を描いた物語です。
初日を終えた大竹さんは「これほどスリリングな舞台になるとは思ってもみませんでした。この緊張感がたまらなく楽しいです。劇場を出た後に、誰かと3時間ぐらいは話したくなるような芝居です。劇場は様々なことを教えてくれる場です。今、そこで生身の人間が言葉を交わし、その場で人生が変わってゆくのを目の当たりにすることが出来るのです。だからやっぱり演劇は面白いなと、改めて思える作品です。」とコメントしています。
画像:ルース役の大竹しのぶさん(撮影:宮川舞子)