サッカー応援マネ茅島みずき ゴルフは70
モデルで女優の茅島みずきさんが、日本テレビ系列で放送される『第100回全国高校サッカー選手権』の応援マネージャーに選ばれました。
“応援マネージャー”は若手女優の登竜門として知られ、これまで新垣結衣さんや川口春奈さん、広瀬すずさん、永野芽郁さんらが務めてきました。
茅島さんは現在17歳の高校2年生。小学6年生の頃に母親の勧めで受けたオーディション『アミューズ 全県全員面接オーディション 2017 〜九州・沖縄編〜』でグランプリを獲得し、芸能界デビュー。
現在、人気ファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務め、女優としても映画『青くて痛くて脆い』や連続テレビ小説『おかえりモネ』に出演するなど活躍の場を広げています。
そんな茅島さんが幼少の頃から得意なのは、ゴルフ。ベストスコアはなんと70という腕前を持つゴルフ少女でもあるんです。
もともと祖父に連れられたことがきっかけで始めたというゴルフ。初めて出た大会ではハーフ102というスコアで大差をつけられ最下位に。しかし茅島さんは「大会で負けたくない」という負けず嫌いの性格でメキメキと上達していったといいます。
プロを目指し日々練習をこなしていた茅島さん。その練習量はというと「私が行っているホームコースがジュニアだと担いで回れば無料で回れて、365日中360日は行っていました。プロとかいうよりは、とりあえず試合に勝つというのを目標にやっていました。1日でも練習しないと、腕が落ちているんで本当に欠かさずやりたいなと思ってやっていました」。
茅島さんは友達と遊ぶこともせず、毎日7時間から8時間はゴルフの練習に費やしていたといいます。
その後、県の大会でも優勝するほどの腕前に成長した茅島さん。初めて出場した全国大会では挫折を味わうことになってしまいます。
「全国の中でもスコアを1位で通っていたんで、すごい自信があったんですけど、いきなり本番でスランプに陥っちゃって全然うまく打てなくなっちゃって、練習場でも本番でもボロボロで結果もあんまり良くなくて」とまさかの惨敗。
茅島さんは「毎日自分が遊びたくても遊ぶことを我慢して優勝だけを目指してやっていたんで、けっこう落ち込みました。それで一回、自分の中で休憩しようと思ったんです」と、ゴルフから一度、距離を取ることを決めたと言います。
そんな茅島さんの気分を晴らすため、母親が見つけてきたのが大手芸能事務所のオーディション。「別に芸能界に興味があったわけでもなく、気分転換がてら受けただけなのに、グランプリをいただいてって感じです」と笑顔。初めて受けたオーディションでまさかのグランプリを獲得し、芸能界へと挑戦することを決意したそうです。
「芸能界は楽しそうな世界としか見えてなかったんですけど、実際やってみたらすごく大変だったり、悔しい思いもいっぱいしたりしました。芝居もやっぱり最初はゴルフの時みたいに同世代の中で一番下手で、悔しい思いはたくさんしたんですけど、すごくやりがいがあるなと思いました」と語りました。
小学校で挫折を経験し、今ではモデルや女優などさまざまなことに挑戦し続けている茅島さん。ゴルフでの経験が今に生きていると語ります。「ゴルフって4時間ライバルの子と一緒にプレイしなくちゃいけなくて、本当にメンタルスポーツでした。毎回緊張していたんですけど、それに比べたらオーディションや今の仕事はまったく緊張しなくて、そこでの意地とか負けず嫌いな気持ちっていうのは、ゴルフで磨かれたんですごく今に役立っているなって思います」